美容研究家の佐伯チズさんが5月11日、東京・有楽町よみうりホールで行われた
「2011年 歯の健康シンポジウム」のトークゲストとして出演した。
来場した女性たち一人ひとりに語りかけるようにトークを展開していくチズさん。
彼女の頬に触れた来場者たちは「すごい!」、「もちもちしてる~」と感激した様子であった。
また、はつらつとした笑顔を見せるチズさんが「来月で68歳。でもファンデーションはつけておりません」ときっぱり言い切ると、会場から「えー!信じられない」と驚きの声が上がった。
◆佐伯流”キレイのコツ”とは?
「みなさんがキレイになるためにすべきことは食べること!化粧品じゃないのよ。意識して食べて、意識して噛むの。そして噛んだ後はスッキリと歯を磨くの。これがキレイの素なんです」とコメント。
そして、「私は、目がいいこと、耳がいいこと、歯がキレイなこと、五感が素晴らしいから結婚してあげたと言われた」と今は亡きご主人とのエピソードも語られた。
◆顔そりし過ぎはNG!
一週間に1回顔そりをしているという女性に対し、「やめなさい。そうしたら赤み、火照り、ブツブツもなくなるから」とアドバイスし、「ブランドや高いものを使えばいいっていうものじゃない。化粧は取ってしまったら終わり。とにかく素肌が大切なの。美人にはなれないけどキレイにはなれる。意識することでほうれい線も防ぐことができるのよ」と続けた。
そんなチズさんはドリンクを飲む際、ストローを噛んで飲むようにしているのだそう。こうすることで自然と口角を上げることができ、表情筋にも効くのだそう。
さらに、「好きな俳優さんとかアイドルとかいないの?私は嵐よ!いつかハグしてもらいたいから口角上げなきゃ!とか会ったときのために素肌をきれいでいなくちゃと思うことでドーパミンやセロトニンというタダの美容液が出てくるのよ」と力説した。
◆幸せの神様はハゲてる!?
笑顔でいること=感謝だと語るチズさん。「幸せになるには笑うこと。笑わなきゃソンよ!めいっぱい口を開けて笑っている人のところに幸せはやってくるから」とコメント。
さらに、「幸せの神様はハゲてるの。前髪が少ないから目の前に現れたらすぐにクッと掴まなきゃ逃げてしまうのよ。運命も自分で掴まなきゃ!待っていてもダメ」と若い世代の女性たちへ力強くメッセージを送った。
◆「歯の健康シンポジウム」とは
今年で16回目を迎えた「歯の健康シンポジウム」は、日本歯科医師会と厚生労働省が「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」とのスローガンのもとに行ってきた取組の一つで、歯の健康づくりに役立つ情報を発信していくイベント。
このほかトークショーゲストには、雑誌「AneCan」で活躍する高垣麗子と「CanCam」で活躍する山本美月も登場。専門家による正しいブラッシングの講座や意外と知らない口腔ケアの知識などが紹介され、会場に集まった女性たちは熱心に聞き入っていた。(モデルプレス)