HADH(Healing Art for Dental Hygienists) 第6回懇親会合宿に行ってきました。
私は、この会の存在を知らなかったのですが、坂東歯科医院の医院長先生に教えて頂きました。この会の趣旨は、次のようなものです。
社会の中で口腔ケアの認識は高まってきています。
今後歯科衛生士が病院、施設、在宅などへ訪問して
口腔ケアを実践する場面も増えてくるでしょう。
口腔を通して社会を支える素晴らしい時代が来るのもあと少しです。
このような現状に対し、マニュアルの充実やガイドライン作りも進められており、
その完成が待たれるところです。
しかし、本当に必要なことはそういうことだけなのでしょうか。
口腔ケアは1対1の人間の関係からはじまります。
歯科衛生士として必要な知識や技術を持っていることは必要不可欠ですが、
こころの通わないケアは存在しません。
今必要なことは、人間的に成熟した、ハートの熱い歯科衛生士を養うこと、
そしてその人たちが仲間として手を取り合うことではないでしょうか。
HADHは、そんな仲間が集う場です。
すでに、全国から多くの参加者がおられます。
HADHは、自分たちが自分たちの地域で活動するための技術と知識と勇気を共有する会です。
「私がやらなきゃ誰がやる!」と思う「熱い」歯科衛生士をお持ちしています。
この懇親会合宿で一人でも多くの仲間と知り合いになってください。
情報交換しながら口腔ケアの必要性をそれぞれの地域で実践・普及していきましょう。
何か、私が修士論文の研究テーマを提出した時の文章に似ています。
そして、講演の内容は
平野 浩彦先生「認知症の食を支える基礎知識」
渡邊 裕先生 「口腔管理に必要な全身疾患の基礎知識」
牛山 京子先生「地域連携における歯科衛生士の役割~訪問の現場から~」
グループディスカッション
「各々の立場から地域連携において目指すもの~私達にできること~」
もちろん講演は大変勉強になりましたが、
講師の先生方や、参加者の皆さんとの、夜の呑ミュニケーションが良かった!
二次会では、牛山京子先生&小宮山ひろみ先生から、
東北の震災に駆け付けたお話を伺いました。
まさに「私がやらなきゃ誰がやる! 熱いハートのDH!」を地でいっていらしゃる。
さて、次回の 第7回懇親会合宿日程が決まっているそうです。
平成24年 3月10日(土)~3月11日(日)
セミナーハウス クロスウェーブ東中野
講師の先生のお一人は
横浜市立大市民総合医療センターリハビリテーション科の
若林 秀隆先生だそうです。
また、今回の渡邊先生の全身管理Part2、
さらに 歯科衛生士の杉山さん(あの、米山先生のもとでケアをされている)。
そして、ハッピーリーブスからも発表があります。
お問い合わせ・申し込みは yuzukishino28@yahoo.co.jp ふれあい歯科ごとう 篠原様
HADH幹事の皆さま、大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。
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