毎月、第一土曜、第三土曜 15:00~18:00 <変更する場合もあります>
善通寺のゴールドピアで、『真理の探究』を読む会を行っています。
興味のある方、お立ち寄りください。
『真理の探究』(うぶすな書院)は、ナイチンゲールが人間の真理とは何であるかを、悩みぬき、考え抜き、まさに心血を注いで書き上げた著作です。いわば、人間としてどう生きるのだと言う問いを自分自身に投げかけ、その問いに対して自ら答えたものです。
看護婦として生きる道の根底をなすナイチンゲールの思想ですから、ナイチンゲールにおける看護に対する考え方を知ろうとするなら、この『真理の探究』を理解しなければならないと思います。
ところがこの『真理の探究』は、読んでも、読んでも、掴みきれない。例えばナイチンゲールは、すべての物事の根底として「神」を語っているのですが、何せ、神も仏も私にとっては絵空事でしか在りませんから理解できない。しかし、統計学者でもあり、論理的、科学的思考の持ち主であった、ナイチンゲールの語る「神」って、どんな神さまかというのは気になるところです。
そこで、四国学院大学の八木洋一先生のご指導を受けながら、何とかナイチンゲールの思想を理解したいと考えています。そこで、『真理の探究』の原典『Suggestion for Thought by Florence Nightingale』を、読んで頂いています。