<生活歯援プログラム>2月19日の研修会に行こう!

1月22日、丸亀市ひまわりセンターでの研修会に参加してきました。
(社)香川県歯科医師会 平成23年度8020運動推進特別事業
「一次予防の概念に基づく歯科保健研修会」
<生活歯援プログラムを理解しよう>

香川県歯科医師会 岡田寿朗先生の講演
香川県歯科衛生士会 木戸みどり先生のワークショップ

保健指導中心の仕事をしてきた歯科衛生士としては、
私たちの時代だ!と感じました。
同じ研修会が、2月19日に三木町で行われます。
1月31日が申し込み(香川県歯科医師会へ)締め切りですので
時間の許す方は是非、一緒に働く歯科医師の先生をお誘いして参加して下さい。

これは、これまでの歯科疾患中心の歯科保健指から、
患者さんや住民の方の、全身及び生活全体を視野に入れた保健指導を目指すものです。
ここで言われる保健指導の概念は次のようなものです。

1、保健指導とは、<健康を創りだす力>を喚起すること
2、健康を創りだす力とは、保健行動である
3、口腔保健行動には、摂食行動、口腔清掃行動、歯科受診・受領行動がある
4、行動変容における自己決定の重要性(人は多くの場合、自分が決めたこと
  しか行動しない・それはそのことが<楽しい>と感じるからである)

12.1.22

歯科衛生士には耳慣れない、「行動変容ステージ」と言う言葉が出てきました

しかし、3年生の過程を卒業した学生は「健康学習」「行動変容」について
学んで卒業しています。教科書にちゃんと出ているんです。
2年生過程を卒業した皆さん、新しい考え方は楽しいです!!

新しいと言ってもこのような考え方は、岡崎好秀先生が常々語っていらっしゃることですね。
公衆歯科衛生研究会(通称ネコの会)に出席していらっしゃる方なら、
あたり前と感じるかもしれません。
ネコの会で<健康学習>石川雄一先生をご紹介頂いたのは、25年前ですねぇー!!

また、先日の研修会では、<ためしてガッテン>に学ぼうと言われていました。
北折一先生
(NHK科学・環境番組部専任ディレクター「ためしてガッテン」演出担当デスク)の特別講演『NHKがダメな会社だったから…』
~ガッテン流!「行動変容」を目指したプレゼン術~ と題しての講演は2008年でした。

これを書いていて、思い出したことがあります。
20年前、企業の保健師さんに講演した時です。
石川先生を知った私が「健康学習」っていいいですねと、
保健師さんにお話しした時、返された言葉です。
「私たち企業の保健師はずっと以前からそのような考え方で仕事をしています。
 健康相談をしていて当たり前のことでしょう・・・・」
現在縁あってその保健師さんと、森永ヒ素ミルク被害者の方の相談の仕事で
机を並べることがあります。彼女の発言は、大変勉強になります。

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