歯科衛生士学校の学生さんに、高齢者、小さな子ども、障害者の方にとって
歯磨きがどれほど大変かと言うことを、少しでもわかってほしいなーと思っていました。
どうすればいいか・・・・
思いついたのが、ちょっと厚めの手袋をはいて、歯磨き体験をすること。
この経験を、小豆島子育てセミナーに参加していた大人の皆さんにもして頂きました。
「持ちにくー」
「大変やなー」
「疲れる・・・・もういや!」
学生さんと同じ感想でした。
常日毎お母さんは、子どもの様子を見ているとイライラするかもしれません。
しかし、子どもの手は、5本指がそろっていても発達途上なのです。
歯磨き、靴をはく、ボタンをかける、お箸を持つ
どれをとっても、大変なのです。
今まさにお母さんが、手袋をはいて歯磨きをして不自由であったたように!
お母さんは、手袋を脱ぐことができますが、
子どもはけなげにも、そんな手で一生懸命生活をしているのです。
そう思うと、ちょっと優しくなれますよね。