身体調和支援体操とマッサージ、一緒に学びませんか

ゆう地域支援事業團 8月12日 23:36 · https://www.facebook.com/yu.community.support/?fref=nf

下記は、町村純子先生の記事です。

今、新生児から筋緊張のバランスが悪く、左右の非対称と前後のバランスが悪いお子さんが多く、最初から腹式呼吸が出来ていないお子さんが非常に多い‼️と、感じて20年以上がたちます。

今、新生児から、丸く抱くことの勧めはありますが、脱力するための丸いだっこということを忘れてはいけないと考えております。
丸く抱けているように感じてしまう場合が多い、言葉だけの支援では、正確には丸く抱けていないのだと感じています。
全身脱力した状態でからだを丸くすること、反ること、左右にゆれることができて、初めて、複式呼吸ができるのだと思います。

全身が脱力したところからスタートできたら、抗重力発達が出来ていく。
たとえば、うつ伏せで、抗重力運動ができ首がしっかりし、次の発達に進めると思います。
母子手帳の3ヶ月の記録から、突然死症候群が問題になった頃から、うつ伏せにして頭が上がるの、項目が無くなりました。
あの頃から、うつ伏せにすると泣くからしないという人が増えたような気がします。
うつ伏せを嫌うからだに気づいてほしいし、抗重力活動が出来ず、発達に大きな影響がある事を知って欲しいです。
今、年長になっても、上を向くと後ろに倒れる子、肩が上がり背を丸くする子にたくさん出会います。
生後2〜3ヶ月位からの感覚統合が出来ていないで、うつ伏せで片手を挙げると逆に倒れる子、頭が中心に置いておけない子などなど、大変な状態のお子さんが増えております。
からだを調整した後、脳の可塑性を期待し生後2〜3か月からの発達を順番に体験できる楽しい感覚統合遊びを考えます。
遊びだけでなく同時にからだが元に戻らないように、ご両親、保育園に身体調和支援体操と、マッサージをしていただきます。

落ち着いて座っていること、はさみ、箸など細かい作業がうまく出来ないこと、うんてい、跳び箱、逆上がりなど安定した運動、安定した歩行、口唇を閉じて噛むこと、言語、気持ちの切り替えができないなどなど大変なことは当然‼️
そこまで気づいてあげられなかったのは、個人の育て方の問題でなく、支援体制が充実していない社会の問題だと思っております。
人の発達を総合的にみて、現状をしっかりみて、自分の位置で何ができるか、そして実施すると、自分だけではできない!自然に多職種連携の必要性を感じると思います。
皆で、頑張りましょう‼️

 

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一番しんどいのは、赤ちゃんです。
町村先生のテーピングの研修を受けて痛感しました。
目の前の赤ちゃんにとって何が大切か、何をしてあげられるか・・・

一歩でも前進できるよう頑張りたいと思います。

 

 

 

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