赤ちゃんの口腔機能向上支援が必要!

<H28年12月17日 町村純子先生の Facebookより>

口の手前で強く吸う乳児‼️

2年前くらいから、吸啜反射が見られないお子さんの相談、保育園からの相談、助産師さんからの相談が増え、最近のタイプ? からだの筋緊張の特徴は似ているようでしたが、もう少し事例数がでてきたら、このお子さん達に改善するためにしている手技をまとめて研修で皆さんにお

伝えしなければ‼️

首から背の緊張が高く、口唇の閉じ方は弱い、口を大きく開けられず、舌も動気が悪い、幸いお母さんの母乳がよくでるので、顎で挟んで、噛むようにして動かすだけで飲む、舌は動かさなくてものめてしまうのです。
中には、同じ流れのタイプですが少し筋緊張の入り方が違うタイプ …覚醒している時には飲めず、ウトウトすると筋緊張が弱くなり飲めるお子さんも。

と、思っておりましたら…ニュータイプに変わるペースが早い‼️一年足らずで。

からだの筋緊状態の変化は流れがあるように感じております。こちらも心配ですが、生命を存続していくための飲むという行為に急激な変化、何でこのようなことが⁉️

昨年くらいから、口の先だけで吸い、本来乳頭を舌で絡め、舌の蠕動運動があるはずなのにその位置に指を入れさせないほど、舌を緊張させているお子さんが、相談にも保育園にも。

開業助産師さんで、身体調和支援の研究生から、正常出産でお子さんには何の障害、疾患はないが飲めないからと、経管栄養になっているおこさんが相談に来たと、相談がありました。
先日支援で行きました保育園にも、同じ状態のお子さんが。母乳は飲むとのことですが…舌は緊張が高く、受け入れない。保育園も必死‼️ほそ〜いストローなら口先で少し吸い、出しながらも飲むと、ご両親から言われ、授乳に1時間。

昨日も同じようなお子さんが、相談にみえました。
時間はかかりましたが、飲めるようになりました。
お母さんは、柔らかくなったお子さんを丸くだき、乳頭を奥へ引き混んでグイグイのむことを実感。
また、触れると泣いていた首なども触れても嫌がらなくなり、次回も予約して帰られました。

昨夜、身体調和支援のおさらい会で保育園の先生方と話をしたら、やはりいると。
飲めないからコップにして1時間以上かけてミルクを飲ませたりしていると。保育園も大変です。

まだ、まだ、氷山の一角なのでしょうね。

このようなお子さん達の今後を予測すると…改善をしなければと、あの手この手‼️勉強は尽きないです‼️
実施してみて改善を確認し、お子さんから学ぶしかない‼️

様子をみていたのでは、何も変わらない‼️
お母さんは育てにくいお子さんを毎日、24時間大変な思いで子育てをしています。
そして、このお子さん達が成長して、社会を担うのです。発達の経過を予測したら…早く手立てをしなければと、焦るばかりです。

関わっている専門職がお互いの知恵を出し合い、何とかしなければ‼️
よろしくお願いいたします。

ここからは、本田のコメント。

テレビを見ていたら、「日本の伝統 湯」とい番組が再放送されていました。

DSC098311964年のNHKの番組に写し出された赤ちゃんの顔です。
それは、そこに向かい合った大人の顔の鏡だと思われます。
時代の、生活、労働、価値観が表れているのでしょう。

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