勉強会で出た話題です。
認知症と耳垢と、<噛む>との関係に話題が広がりました。
本田「介護現場で出会う歯垢は、桁がずれのものがあるよね。
これが、単なる歯垢ではなく、マテリアアルバ(白質)ってやつ。」
DH「マテリアアルバ、あったねー。教科書に。」
本田「時間をかけて成熟?熟成?・・・て感じ。」
本田「そんな方は、耳垢も半端じゃないことがあるから、要チェックよ。
小指の爪ぐらいの、・・・麦チョコ2個分くらいのが出てくることがあるね。」
DH「そんなんが入とったら、耳聞こえんやん」
本田「そうよ、耳垢取ったとき、補聴器の故障がなおったっていわれたよ。」
DH一同 大爆笑!
DH「それ分かるわ―。うちの母がまったく、其のとおりやった。
自分で取れなくなるんよね。それで私が取ろうとしたら、
まだ、そんなことで娘の世話になりたくないと言うし、困るわー 」
本田「ほな、お願作戦がいいかも知れない。」
DH「何それ」
本田「お母さん、私な介護の現場に行って耳垢取らんといかんのやけど、
うまくいかんのよ。利用者さんにもっと練習して出直してこいって怒られた。
お母さん、練習させてくれんかな?
こんなん頼めるのお母さんしかおらんのよ。
歯磨きなら自分の口で練習できるけど、自分の耳は見えんから・・・これどう?」
DH「いけるかもしれん。やってみる!」
DH「歯磨きなら自分の口で練習できるけどと言うのは、黙っといた方がいいかも。
今後、歯磨きをしてあげないときがきたら、その手が使えないよ。」