連休最終日ですが、こちらはいつもの火曜日と変わりなく訪問口腔ケアです。
お休みのおかげで、以前から見学に来たいと言っていた、歯科医院勤務の
歯科衛生士さんが同行してくれました。
H23年から毎週訪問している、多度津町のTさんのお宅にお邪魔しました。
ここは行楽地のにぎやかさは全く関係なく、穏やかな日常の時間が流れています。
ちょっと、ホッとします。
見学して頂いても、特別なことはないのですが、
「当たり前のことを丁寧にすればいいと思いますよ。」と、アドバイスしました。
例えば、口腔ケアの前に挨拶をして、「一週間変わったことはありませんか?」と尋ねる。
体調以外のことも、メモ的に記録に残しておく。
今日でしたら、連休に長男家族が帰省して、庭の木を切ってくれた。
また記録を見ると、Tさんは毎年5月に体調を崩しているということもわかります。
記録は大事ですね。
脈も、1分間手で計る。
脈の回数だけではなく、強さ、リズムなど、いつもと変わらないかみます。
東洋医学のような肌理細やかな診断はできませんが、変化は分かります。
・過敏のチェック ・ライトを使用して口腔内を観察する ・歯ブラシを使う前に保湿
・歯ブラシは歯列に添わして入れる ・常に表情の変化を気にしておく
・歯ブラシは奇麗な水をたっぷり使って洗いながら使用する ・・・・・
・道具は使いなれていることが大切ですから、患者さんに使うものは事前に自分の口で試し ます。また様々なグッズが売られていますが、オールマイティーなものはありません。
リハビリとして、歌を歌う場合も
・どんな歌が好きか ・歌詞は大きな字で書く
・歌にまつわる思い出を聞くなど・・・
セミナーでは重箱の隅をつつくようおお話しはなかなかできませんが、
同行して頂ければ、お伝えすることができます。
それから、お願いしたいことがあります。
口腔ケア研究会の決まりごとです。
「お礼は、後輩に!」
貴女の後に続く歯科衛生士さんに、おしみなくアドバイスしてあげて下さい。
ところで、このかわいい花は、何の花かわかりますか?
ジャガイモの花です。