抜いた歯を再利用できる歯バンク

精子バンクの次は歯バンク!?歯科市場に新たなブームがやってきた!

精子バンクの次は歯バンク!?歯科市場に新たなブームがやってきた!

 

精子バンクの次は歯バンク!?歯科市場に新たなブームがやってきた!

銀行は銀行でも歯を預ける銀行があるって知っていましたか?

「歯の銀行(ティースバンク)」とは、比較的健康な自分の歯を、冷凍保存しておくシステムのこと。

歯を冷凍保存しておくと、将来、虫歯や事故などで歯を失うことになったときに、解凍して移植することができるんです。

具体的には、上下の親知らずや、歯列矯正のために抜歯される上下の小臼歯が保存の対象となります。

入れ歯やインプラントではなく、自分の歯を移植するメリットは、健康な歯のような「噛みごたえ」が得られること。

これは、冷凍保存された歯に「歯根膜」と呼ばれる歯根と歯槽骨を結びつける繊維がついているため、神経や血管を再生することができるから。

さらに、インプラントは骨の一部と癒着するため、年をとって細菌感染などのトラブルが生じたときに、歯を抜きにくいという欠点があります。

でも、自分の歯を移植している場合、簡単に再抜歯ができるというメリットもあるんです。
ただし、抜かれてから時間が経過している歯は、歯根膜が乾燥して死んでしまっているため、冷凍保存できません。

預けることが可能なのは、移植による生着が可能な健康な歯だけなんですね。

これから、親知らずなどを抜く予定のある人は、検討してみるのもいいかもしれませんね。

マイナビウーマン 2014年01月11日11時52分 より

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