10月6日(木)の午後、母校である、善通寺第一高等学校で歯科保健指導をしました。
校医の杉本医院院長先生、歯科衛生士の山下さんも一緒に来て下さいました。
学生は、歯科検診で歯肉炎と診断された学生と、Goの学生さんでした。
1,2,3年生合わせて約40名。
「今日、本当はここに来たくなかったけど、強制的に連れてこられた人?」と聞くと、
ほぼ全員が 「ハーイ!」と手を挙げてくれました。
悲しい正直さ・・・・<苦笑>
最初の講話では斜に構えていた学生さんも、
自分の口を観察し、歯を磨き、赤染めで検査する頃には、
一生懸命鏡に向かって歯磨きをしてくれました。<ホッ!>
高等学校で歯科保健指導をするのは初めてでした。
そこで、学生さんの口腔内を観察して感じたことですが・・・
1、小中学生より年齢が高いぶん、歯周疾患が重症化している人数が多い。
2、唾液が粘調である。
3、姿勢が悪いためか、鼻炎のためか、口呼吸が多い。
4、虫歯は少ない。
学生全員に歯科保健指導をしたいけれど、
この人数だからきめ細かい指導ができたと思いました。
参加して下さったみなさんありがとうございました。
また、保健委員の学生さん、いろいろ手伝って下さりありがとうございました。
なにより、杉本先生と養護教諭の先生がこの機会を作って下さったことに感謝しています。
高等学校を卒業すると、何年も歯科検診を受けない人が増えます。
いまさら高校で「歯科保健指導」と思われるかもしれませんが、
高校生にも、是非指導を受ける機会を作って頂きたいと感じました。
これは、校医である歯科医師の先生にお願いするのが一番でしょうね。
歯科衛生士が100回つぶやくより、校医の先生の一言!!
こちらの方が、世の中は動くのです。
さらに盛り上がったのは、指導が終わってからです。
先生も、山下さんも、善一の同窓会広報の先生も、善一出身。
思い出話しに花が咲き、懐かしい学び舎を見て回ったり・・・・・
これは、創立百周年を記念して作られたイサムノグチの作品<オクテトラ>。
五個の八面体を組み合わせた高さ約三メートルの色鮮やかな朱色の作品で、
北海道、モエレヌマ公園にあるものと同じだそうです。
日本広しといえど、イサムノグチの作品がある学校は、我が母校と、慶応義塾大学だけだそうです。ちょっ(いえ、ドッ)と規模では負けていますが、でも、なんとなくうれしいな!!
また、下に敷き詰められて石は<庵治石>です。
知らなかったのですが、庵治石は香川県の特産物だそうです。
<うどん>だけじゃないんですね。
なすびさんが、10月30日高松で「紲~庵治石の声~」というお芝居をするそうです。
http://www.ajimovie.com/blog/aji-stone/ 10月7日のブログが笑える!!