坂出の八幡神社のすぐ近くにある、大きなメタセコイアが目印の保育園
<みどり保育園>に行ってきました。
昭和41年に、現在の園長先生のお父様が開園したのが始まりです。
お父様は高校の先生だったそうですが、やんちゃな高校生さんに付き合ってきたそうです。
その経験から、人間がきちんと育つには、「三つ子の魂百まで」と言われるように保育・育児が大切であると考えられ、退職後に保育園を作ったのです。
素晴らしいですね。
なるほど、私も多くの学生さんと関わるなかで、目の前の学生の在り方は、
子ども時代からの育ちが反映されているのだな~と、改めて納得しました。
木のぬくもりと、微に入り細に入りこだわりのある園舎からは、やさしさが伝わってきます。
講演には100名近いご父兄の方が集まってくださいました。
今日のお話は、「子どもの力を引き出すコツ」というタイトルでした。
参加して下さった皆さんと一緒に、どうしたらいいのか考えました。
きっと、ああすればこうなる、なんてコツはない。
コツがあるとすれば、それぞれのお子さんに、家族がじっくり関わり、他の子と比べたりせず、
今、子どもは何を必要としているのかを感じ取り、それに寄り添うことではないかと思います。大人の、そのような関わりによって、子どもの生きる力は引き出されるのだと思います。
言うのは簡単ですが、実践は難しい・・・・
時々、立ち止まって頂けたらきっと大丈夫です。
講演会で感じるのは、来て下さっている皆さんは<大丈夫>だなと言うことです。
子育てのヒント<おばあちゃんからのアドバイス>
1、新鮮な空気をしっかり呼吸する。
(姿勢はいいかな?外で遊んでるかな?思いっきり笑ってるかな?)
2、喉が乾いたら、お水かお茶を美味しく飲む。
(ピーマンは嫌いでもいいけど、お水の好き嫌いは危ない!)
3、ご飯をしっかり食べる。(パンじゃ駄目。食パンは砂糖と油と添加物がいっぱい)
4、調味料の塩にはこだわろう。
(いのちは海から誕生したので、海水の成分・羊水の成分・涙の成分はよく似ている)
5、成長ホルモンが出る10時から2時の間はしっかり寝る。
(現代社会においては難しいですが、美容と健康のためにも早寝早起きが大切。)
6、しっかり抱っこをする。
(仕上げ磨きは抱っこのチャンス。永久歯が生えそれうまでは、時々仕上げ磨きをしてね。)
7、子どものおやつは食事、間食です。
(大人のおやつ<おかし>は、子どもに隠れて食べるのが親切!)
8、お菓子を食べるときは時間を決めましょう。
(時計がわかるようになったら、時間を守ることで、我慢の力が付きます。)
これだけ守ればきっと虫歯はできません。
それでも虫歯になれば、歯科医院で治療を受ければいのです。
そして、子どもと一緒にどうすればもう虫歯にならないのか考えましょう。
それによって、永久歯を虫歯から守れるはずです。
お菓子を食べながら、歯磨きをサボっても虫歯にならなかった人は、危険が潜んでいます。
そのような生活をしていたら、永久歯は虫歯になるかもしれません。
また、そのような生活は、生活習慣病になりやすい生活です。
脳の中で、口と手が占める割合は大きいのです。
ですから、しっかり土や水、自然の木や草などに触れて遊ぶことで、頭は働くのです。
また、自然の味を大切にした食事は、情緒豊かにします。
困ったり、悩んだりしたら、ネット情報に振り回されるのではなく、
お母さん仲間や、おばあちゃんに相談してみましょう。
ああすればこうなるという答えではなく、子育てのヒントをくれるはずです。
子どもは社会の宝、みんなで育てましょう。
今子育てを振り返ってみると、育ててるつもりでも、わが子に育てられたな・・・