昨日1月16日から、長らくお休みしていた地域歯科保健の仕事に復帰しました。
三木町の<妊婦・乳幼児保健相談>と<特定健診後の相談>です。
・一番の相談は、『歯がしみるのです』というお母さん。
ちょっと見たところ、虫歯はなさそう・・・
「とりあえず歯磨きの後のうがいは、ぬるま湯でしてみて下さい。」
「行きつけの歯科医院はありますか?」
「○○歯科医院ですです。」
「そこなら、治療中、保育士さんが子どもを見てくれる時間があるはずです」
「そう言えば、何かはってあったな。電話してみます」
今朝は、水道からぽたぽた落ちていた水が凍っていました。
・総義歯の男性は、義歯の清掃をよく忘れると言っています。
「○○さん、お餅食べてきた?」
「なんでわかるんナ?」
「超能力!」
「嘘やろ!・・・・」
「顔に書いています。」
「昔、おかんがそう言うとったな」
「入れ歯に小豆の皮がひっついていますよ」
「ほんまや」
「毎日入れ歯、洗ってる?」
「よう忘れるんや」
「それなら、お風呂にブラシを置いておいて、風呂で洗ってよ」
「わしゃ、この時期ハイリスク期間やから、風呂には入らん」
「えぇ・・ハイリスク期間て何?」
「心臓あるけん、10月から4月はお風呂に入らないようにしています」
「どうして?」
「わしゃ一人暮らしなんやけど、心臓が悪いから、風呂で倒れたら困るやろ」
「全くはいらんの?」
「まぁー、よいよ臭そーなったら入るけんどな」
「入れ歯は心臓と関係ないから、毎日お風呂入れたげてな!」
カンファレンスで、「入浴ハイリスク期間って知ってる?」と話をしたら、
保健師さんが「その方、本田さんと同じ年ですよ!」
そうかー、私と一緒か・・・・
地域に出ると、私の固定観念が揺るがされ、快感を感じます。
こころの、胴震いができます。<ブルブル>