弟子:今日も、よろしくお願いします。
先生、体調はいかがですか?
師匠:そうですね、<死のモード>を感じますね。
しかし、先日の対話は、元気になりましたね。
時間を忘れて、語り合いましたね。
弟子:私も楽しかったです。
師匠:生と死のモードを超えた「永遠のモード」(いのちのはたらき)が
テーマとしてあるからだろうね。
君は元気ですか?
弟子:まあ、ぼつぼつです。
昨夜、経営コンサルタントの先生の講演を聞きました。
私とほとんど同じ年齢の方ですが、元気いっぱいで・・・・
あのような元気は、ありませんね。
講師の先生は、自信のオーラに全身包まれて輝いていました。
聞く者を引きつけます。
師匠:あー、そういう感じの方、知っていますよ。
宣教師、そぉー 宣教師もそんな感じだと思います。
で、話はどうでしたか?
弟子:松下幸之助を尊敬する先生でした。
なるほど、おっしゃる通り!と、思いました。
何故、私の仕事がスムーズに進まないのか、よーく解りました。
指導して頂いた事柄は、
<あたりまえのことをきちんとする>と言うことだと思います。
師匠:そうですね。あたりまえのことを、心をこめてする。
生きるということは、それにつきますね。
弟子:歯科医療業界は、企業の経営感覚に疎いらしいです。
師匠:内側からは、気づきにくい面がありますね。
弟子:マニュアル作り、挨拶、朝礼が大切だと言っていました。
それから、5S (整理・整頓・清掃・清潔・躾)
この提案を素直に実行した皆さんの、
素晴らしい成功例を紹介してもらったのですが・・・・
師匠:どうかしましたか?
弟子:どれも苦手な私にとっては、5S というより、ドS の提案です。<苦笑>
そうそう、最も大事なのは、組織の理念、哲学だとおっしゃっていました。
師匠:そりゃそうでしょう。しかし、その哲学が実は一番の問題なのです。
弟子:先生のおっしゃる意味がわかりませんが・・・
師匠:その哲学が、どういう哲学なのかと言うことですよ。
哲学の哲学が必要なのです。
弟子:はぁー。
あの、わけのわからない、哲学書を読まなければならないのですか・・・・
♪ソ・ソ・ソクラテスかプラトンか ♪ニ・ニ・ニーチェかプラトンか ~♪
師匠:それは参考書です。
読むべきテキストは、<自分自身>です。
一番大切なのは、生きている自分自身の生の意味を読み解くことです。
如何なる哲学書であっても、それは、
あくまで自分の<いのちの営み>を読み説くための、ヒントにすぎないのです。
弟子:そうですか・・・では、今勉強しているナイチンゲールの『真理の探究』もヒント。
師匠:そうです。
では、今日は・・・P128の続きから Ask of perfect wisdom ・・・