今年度の最後の本島、広島、手島、小手島訪問が終わりました。
本島では、以前島担当であった保健師さんと一緒に同行しました。
驚いたのは、どこに行っても島の人がみなさんが保健師さんに声をかけてくることです。
一人の保健師さんは、10年前に担当していたのに、
自転車で遠くを走っている人をみて、「あっ、○○さんや」と言うのです。
どこの地域に行っても、
・前もって会場準備を手伝ってくれる。
・健康相談が終わった頃、コーヒーとおやつを持ってきて下さる。
・道で出会った方が、保健師さんの担当が変わってから、変わった人の様子を報告する。
・フェリー乗り場では「久しぶりやなぁ、家によってよ」と言われている。
・栽培している野菜、みかんや、採ってきたわかめを下さる。
私が島で気持ちよく仕事をさせていただけるのは、
保健師さんが長年地域の方々といい関係で保健活動をなさっていたからだと
あらためて感謝しました。
歯科衛生士学校で地域歯科保健など全くと言っていいほど勉強していなかった私が、
はじめて地域保健活動に関わり始めた若いころ、
さりげなく(やさしいね)、指導して下さったのは保健師さんでした。
アドバイスしてくれたり、本や雑誌を紹介してくれたり、研修会に誘ってくれたり・・・
歯科衛生士の皆さん、他職種の方とも交流を持つことで、
自分の仕事を深めることができいい仕事ができるようになります。
特に、保健、医療、福祉、教育に関係する職種の皆さんは、
私たちに多くのことを教えてくれます。
本屋さんで、他職種の雑誌を開いてみるのも、相互理解の一助になりますね。