歯科医院でもポイント還元 患者集め?規制に二の足
歯科医院で治療を受けると、商品券などと交換できるポイントがもらえるしくみが広がっている。国民の医療費が、治療とは直接関係ない患者集めに使われてい る可能性がある。患者にポイントを与えることで実質的な値引き競争につながり、全国で一律であるはずの医療の価格に差ができ、質の格差も生まれかねない。 厚生労働省も、対策を慎重に検討している。
歯科ポイントのしくみは、東京都渋谷区の歯科コンサルタント会社が2006年から運営を始め た。同社によると、全国約6万9千ある歯科医院のうち、加盟しているのは約400。加盟医院で治療を受けた患者は、同社のウェブサイト上で治療や設備の満 足度について6問のアンケートに答え、歯科医院の口コミを書き込むと、治療内容によって100円~1万円相当のポイントをもらえる。
ポ イントの付け方は、歯科医院に任せられているため、患者の勧誘に活用できる。1回の治療で100ポイントをつける医院が多く、初診時や検診1回につき 500ポイント、患者を紹介すると1千ポイントをもらえる医院もある。500ポイントたまると1ポイント1円として、商品券や電子マネーに交換できる。
「1万ポイント=1万3千円」などと、歯科医院は運営会社からポイントを事前に買い取る。または患者が口コミをした後、例えば100ポイントにつき300 円を支払う方法もある。いずれも保険料や税金からなる診療報酬が使われているが、歯科医院は支払った金額を取り戻すために不必要な治療をして医療費の無駄 につながる恐れが指摘されている。
1月7日 朝日新聞の記事です。
面白かったのは、翌日の読書の投稿
患者さんも、賢くならないとね!
hocl 2013年8月7日 11月24日 の ブログで紹介した、
朝日新聞の医療サイト「アピタル」の
鈴木信行 こと <のぶさんの患者道場>は、賢い患者になるヒントがいっぱいでした。
鈴木さんが代表を務める患医ねっとでは、医療へのかかわり方を患者自身が見つめなおす「ペイシェントサロン」などを、月2回程度開催しています。その場の運営に は、スキルとコツが必要だと考えています。これを各地に広めるには事業化が必要です。その方策をみなさんと考えていきます。ということです。
きっと、
賢い患者さんは、 賢い歯科衛生士を選び
賢い歯科衛生士は、賢い患者に選ばれる
のではないかと思います。
そして、両者はともに育て、育てられる関係になれれば最高ですね。
そのためには、互いに学び続け、コミュニケーションを深めていかなければなりませんね。なんと、DHって素敵な仕事!
なんと、その 鈴木信行さんが、2月27日に(木)13:00~15;00
香川県歯科医療専門学校で講演されるそうです。
演題 プロ患者が語る!『賢い患者』になる秘策とは!
お申し込みは、087-851-6414