近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日は、5月12日です。
1965年から、国際看護師協会(本部:ジュネーブ)は、
この日を「国際看護師の日」に定めているそうです。
そして、この日にちなんで、ナイチンゲール生誕の日である
5月12日を含む1週間をナイチンゲール生誕記念看護週間として、
看護関係の皆さんは記念行事を行っています。
四国医療専門学校では、今日5月10日にナイチンゲール献花祭が行なわれました。
この献花祭はナイチンゲールの看護の精神に改めて触れ、看護活動の原点を見直し、
看護師の学生さんの看護の心を育むきっかけとなるものだと感じました。
参加者全員による献花に続き、ナイチンゲール誓詞・ナイチンゲールの歌斉唱を行いました。
その後、<私が受け取った『看護覚え書』のメッセージ>と題した
講演をさせて頂きました。
講演は、私の修士論文のテーマに即したもので、
ナイチンゲールの語る<コモンセンス>と
その<コモンセンス>の根拠としての<いのちの働き>について
お話しをしました。しかし、このテーマについては
私自身がまだまだ未消化ですから、聞く皆さんとっては
分かりにくい内容となってしまったのではないかと、
反省しながらこのブログを書いています。
しかし、看護について学ばれている皆さんですから、
つたない話でも、少しは通じるものがあったのではないかと
虫の良い期待もしています。
講演の内容は、後日ナイチンゲールコーナーに
アップする予定です。
常々私は、口腔ケアをする歯科衛生士のご先祖様は、
ナイチンゲールなのではないかと思っているのですが、
皆さんはどう思われるでしょうか?