セカンドオピニオン1

『歯科衛生学総論』のテキストを使って授業をしています。

P75には<セカンドオピニオン>の記述があり、その説明をしながら
思い出したことを学生に話しました。それを紹介します。

母の付き添いでとある病院にいきました。
主治医の先生に、セカンドオピニオンを求めると・・・・

むっとされ、全身で「不愉快!どうぞご勝手に!」と言われました。
言葉には出さなくても、患者はわかるんですねー。
 余談ですが、Sデーター<客観的情報>にはならない。

教科書には、こう書いてあります。
患者はセカンドオピニオンを求めると「主治医は気を悪くしないだろうか」という心配をする場合が多い。不安や不満がある場合には積極的にセカンドオピニオンを求めることも、患者の権利を十分に擁護するために必要なことである。

現実はこうはいかないんですね。
歯科医院では、歯科衛生士が上手に、患者さんと先生の間に入って、患者さんの立場に立って「権利を擁護」する役割を担うことになります。アドボカシーです。
つまり、支援する人ですから、アドボケイト
と言っても、もともと法律用語ですから、歯科衛生士の仕事ではこの言葉は、私にはしっくりこないところがあります。

コミュニケーター(意思疎通を図る人)って言う方が、私にはなじみます。

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