ひかり協会高松支部が徳島に

 ひかり協会は、1974年(昭和49年)に、厚生省(現、厚生労働省)の認可を受けて設立された公益法人で、森永ひ素ミルク中毒事件被害者のための救済事業を行っています。
 その目的は、被害者の救済のための事業及び調査・研究その他の事業を行うとともに、公衆衛生及び社会福祉の向上に資することとし、被害者の継続的な健康管理や生活の保障・援助、自立生活の促進など、総合的な相談事業を行っています。
                       <以上、ひかり協会ホームページより>

10年あまり、ひかり協会香川支部で相談員をしています。
歯科衛生士学校の近くに事務所があり、学校の授業の帰りに仕事をしていました。

ところが、香川の事務所が県事務所統廃合の方針に基づき閉所し、JR徳島駅前の
四国地区センター事務所の所属となりました。

今日は、徳島事務所での初会議に行ってきました。
天気に恵まれドライブ日和でした。

風景14.5風景14.5.

ひかり協会での仕事を通して、「社会福祉」を学ぶことができたとを感謝しています。
勿論、社会福祉の専門家ではなく、歯科衛生士ですが、自分なりの「社会福祉観」について考えることができたと思います。
「最大多数の最大幸福」ではなく、
「社会のなかで、それぞれの人が、その人らしい人生を送ること」を目指す。
そのために、歯科衛生士としてできることは、日々の幸せな生活を願いつつ
口腔の健康を保てるよう支援することでした。
私が直接ケアをし続けることはできませんから、それぞれの方に「かかりつけ歯科衛生士」ができることが一番いいと思っています。
ですから、まず、「かかりつけ歯科医院」を一緒に探して行きました。

まだ「かかりつけ歯科医院」を持っていない方がたくさんいます。
ですから、定期的に受診でき、気軽に相談できる歯科医院を、皆さんが見つけるまで、
仕事は続きそうです。

<おまけ>
「国際障害者年行動計画」の中で,「ある社会がその構成員のいくらかの人々を閉め出すような場合,つまり、健常者だけで構成された社会は、弱くもろい社会である」とうたっています。そうだなーと思うんですね。今は、生まれる前から閉め出される社会となりつつありますね。それを、どう考えたらいいでしょうか・・・・

 

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