学生も含め、なかなか「歯垢」をイメージするのは難しいようです。
私が、もっともガッテンしたのは、台所シンクのゴミ箱のヌルヌルです。
ですから、あの、ヌルヌルを比ゆ的に説明してきました。
しかし、その時はガッテンしてもらっても、忘れてしまうようです。
そこで、現物登場。
ここに残る、茶がらなどが、食べカス
一晩たってできるヌルヌル
ヌルヌル=歯垢=プラーク=バイオフィルム=バイ菌とバイ菌のウンチ
二度と忘れないでしょう。
ここに、スティックのりを塗りつける。
それを掃除するさい、古いたわしだと、隅っこが掃除できない
同様に、開いた歯ブラシだと、歯頚部や歯間部が磨けない。
さらに、取り残したのり(歯垢)を、歯垢染色液で染め出す実験もできます。
これで、ガッテン、ガッテン、ガッテン!
このガッテンは、感情脳の反応!
歯垢について思考して頂くさい、感情を伴った方が忘れにくいのです。
わたしも学生時代の数学の公式は全く覚えていないが、
数学の先生が授業中にしでかした失敗は、心に深く刻まれており
40年たっても忘れられません。