こぶ付き歯ブラシ「キャンディー歯ブラシ」

見た目の印象で”老い”が感じられる要因に、「顔のたるみ」と「ほうれい線」が挙げられると思います。そして、これらを防ぐには”顔の筋トレ”が必要だとも聞いたことがある。
我々ライターってパソコンに向かいっぱなしで、終日、ほとんど表情が動かないんですよ。顔、固まりっぱなし。これは、どうしたもんかしら……。

実は、対策法があるんです。どうやら、歯磨きがいいらしい。とは言っても、ただの歯磨きじゃダメ。今回の、この歯ブラシを使って行う歯磨きに効き目があるみたいです。「有限会社 WATANABE」(愛媛県伊予郡)が開発した、その名も『キャンディー歯ブラシ』のルックスを見てください。

ボコっと膨らんでませんか? まさに、キャンディーみたい!

この形状に、何の意味があるのか。ヘッド部分に球形の突起物を付けることにより、歯磨き時に口の内側からオーラルマッサージを行うことができるらしいのです。 ちなみに、この『キャンディー歯ブラシ』を使うことで期待できる効果は以下です。

(1)「唾液腺マッサージ」……ドライマウス(口腔内乾燥症)に効果
(2)「咬筋マッサージ」……偏頭痛、歯ぎしり、食いしばり、顎関節症に効果
(3)「開口訓練」……脳の血流改善、老化防止効果
(4)「美容」……小顔マッサージ(咬筋の緊張緩和、エラ張りに効果)

種明かしをしてしまいますが、開発者である同社・渡部英樹さんの本業は歯科医です。歯ブラシの開発はお手のものだったのでしょう。とは言え、今回のそれは特殊過ぎます。
「『美顔ローラー』という商品がありますが、顔の外側からするマッサージより口の内側から行うオーラルマッサージの方が効果的です。オーラルマッサージをセルフケアで簡単に行う方法として、『キャンディー歯ブラシ』を考案いたしました」(渡部さん)

でもこの歯ブラシならば、その心配はありません。
それだけじゃない。現在、「ドライマウス」、「歯ぎしり」、「顎関節症」には有効な根本治療法が無く、対症療法として口腔内外マッサージ、唾液腺マッサージが推奨されているそうです。
「当院でもドライマウスの患者様に唾液腺マッサージを推奨していますが、自身の手指によるマッサージは長期継続が困難です。その点、この歯ブラシを使用すればブラッシングとマッサージを同時に簡単に行うことができます」(渡部さん)

なるほど、モノと機能についてはわかりました。でも、本音としては実感してみたい。……というわけで、取り寄せてみましたよ!
実際にこの目で見てみると、昨今よくあるヘッド小さめ歯ブラシだと感じました。しかし、ブラシの裏側にたんこぶができてるから、違和感が半端じゃない。

これで歯を磨くと、ゴシゴシするたびに口の内側をこぶが邪魔します。まるでスムーズじゃない。異物感も半端じゃない! 鏡で自分の顔を見ると、まさしくキャンディー舐めてるみたいに頬がボコッとしてるし!!
「歯ブラシのヘッド部を小さくすれば歯磨きが容易になるという考え方もありますが、口腔機能全体の面から見れば逆効果です。口を大きく開けない、動かさないというのは筋機能、血流、唾液腺等の機能がどんどん低下することにつながります」(渡部さん)

あと、もう一つ。この歯ブラシを使うことで「自覚症状の無い病変の早期発見、簡易自己診断」が可能となるのです。
「臼歯部の頬粘膜、歯肉に軽度の病変がある場合、ほとんど自覚症状はありません。重度に進行、悪化、急性炎症が出てから治療することが多いのが現状です。口腔内病変を自分自身で確認・視診することは困難ですが、この歯ブラシを使用すると、結果的に”触診”による異常の早期発見が可能になります」(渡部さん)

そんなこの『キャンディー歯ブラシ』は、全国ドラッグストア、薬局で11月からの発売が予定されています。

価格は、298円(税込)。
「私自身も『キャンディー歯ブラシ』を使っているのですが、唾液がよく出ます。あと胃が弱いのですが、胃痛の回数が激減しました」(渡部さん)
その他、「唾液がよく出るようになり食事がおいしい」「胃カメラの検査結果が驚くほど良くなっていた」なんて反響も寄せられているそうです。

もしかしたらこの歯ブラシ、介護の現場で重宝されるかもしれません。あと、エステでの活躍もあるかもしれない。老若男女問わず、様々なニーズに応えそうです。
(寺西ジャジューカ)

Excite Bit コネタ 記事 より

キャンディー歯ブラシ

<トレンドたまご>の動画を見ると、よくわかります。
www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/trend_tamago/post_84617/

 

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