2013年02月12日(火) [愛媛新聞]
【写真】がん患者の口腔トラブルを防ぐため、まちの歯科医師が四国がんセンターと連携して口腔ケアを行う取り組みが始まった(写真はイメージ)
愛媛県歯科医師会と四国がんセンター(松山市)は2月から、がん手術前の患者を対象に歯の治療や口の中の清掃をすることで、口内炎や肺炎を未然に防ぐ取り組みを始めた。今後は抗がん剤治療期や終末期など、段階に合わせて対応できるよう体制を拡大する考えだ。
がんセンターの歯科医石川徹氏(39)によると、がん治療では全身麻酔の手術で気管挿管した際に、口の雑菌が原因で肺炎を起こしたり、抗がん剤や放射線治療による副作用で口内炎になったりするなどのトラブルが少なくない。
センターでは、2月から肺がんや食道がんなど呼吸器、消化器、頭頸の3科で手術を受ける患者が院内の歯科で受診。必要と判断された場合、同会の登録歯科医から口腔ケアを受け、手術に臨むことになった。
がんセンターの歯科医石川徹氏(39)によると、がん治療では全身麻酔の手術で気管挿管した際に、口の雑菌が原因で肺炎を起こしたり、抗がん剤や放射線治療による副作用で口内炎になったりするなどのトラブルが少なくない。
センターでは、2月から肺がんや食道がんなど呼吸器、消化器、頭頸の3科で手術を受ける患者が院内の歯科で受診。必要と判断された場合、同会の登録歯科医から口腔ケアを受け、手術に臨むことになった。