4月に卒業した歯科衛生士さんから、相談がありました。
1歳と2歳、年子のお子さんのお母さんに、仕上げ磨きがでがきないと言われました。
仕上げ磨きの知識はあるのですが、子どもが嫌がるそうなのです。
子育てしたこともない私にはよくわからなくて、
何をどう勉強したらいいのか困っています。
なるほど、なるほど!!
若い歯科衛生士さんがが歯科保健指導をし始めると、誰もが通る悩みです。
この壁にぶち当たれるというのは素晴らしいとだと、私は思うのです。
なぜって、「お母さんに指導をしている」ことが素晴らしい。
「お母さんの気持ちを聞き出せている」ことが素晴らしい。
そして、未熟さを自覚し、学んで何とかしたいと悩んでいるところがいいですよね。
授業で使った「歯で泣く人笑う人」は、患者さんのお困りごとに
具体策を提案するスタイルで書いたものですから、読み返してみてください。
1年生の頃とは違ったかたちで、役に立つかもしれません。
患者さんと一緒身学ぶなら、
倉治ななえ先生の「はじめての歯磨きレッスン」は、
非常にいい本だと思います。
1.6歳前後のお子さんの歯科保健指導用に、パンフレットを作っています。
ダウンロードしてご活用ください。
歯科保健指導の素晴らしさは、
患者さんの全身の健康を支援できることになると思っています。
「なぜ、[かかりつけ歯科医]のいる人は長寿なのか?」も、読んでみてください。
3冊とも、これまで紹介しています。
『お母さんへの指導に四苦八苦』 への2件のコメント