『真理の探究』『Suggestion for Thought by Florence Nightingale』(3)

But how forlorn , many say ,
ところが、なんとむなしいのだろう、多くの人が言います。

thus to be left without an authority on the awful subject of religion!
このように、宗教の荘厳な目的で、権威なし(左翼)になるのは

 We are not left without “authority”
私たちは「権威」に取り残されていない。

The Spirit of Truth will be our authority , if we will faithfully seek Him.
真理の魂(宗教的アクチュアリティー・G in Mとしての統合感覚)が、私たちの権威

なるでしょう、もし私たちが彼を正確(誠実)に捜し求めるなら。

注)本田:Spirit (魂)という言葉の意味が分かりません。

  八木洋一先生:八木誠一先生は魂という言葉を使わないね。
         ここでのSpirit は、再生(単なる自我に死んで自己・自我となる)
         された人間の<いのちの感覚>としての、宗教的アクチュアリティーで、
         人間の中で働く
、人間を超えた<いのちの働き/神>です。

  本田:そうですか。働きというところが大切ですね。
     私が子どもの頃、お墓の修復をすることがあったんですが
     お寺のお坊さんが来て、「今から魂を抜きます」と言ってお経を上げ
     後に、「今から魂を入れます」と言ってお経を上げたことがあります。
     その時に、私がお坊さんに「魂って出たり入ったりするもんなのですか?」と
     質問しようとしたら、親に叱られたことがあります。

 八木先生:それ、ちゃんと聞けばよかったのに。

 本田:そうですね、聞けばよかった。
    あれ以来、魂ってなんとなく如何わしく思っています。
    働きですから、誠一先生の記号化で表現すると分かりやすいですね。
      
       <いのちの働き/神> を   G
          人 間     を   M
          中 で     を     in

        とすれば  は    G in M 

         G in M  としての感覚が 統合感覚

 Can there really have been an “authority” ,
これまで本当に「権威」があったのだろうか、

When such different Gods have been believed in ;
様々な神々を信じ、

such different modes of serving God pursued?
様々な流儀で神に仕えてきたとき

 Truth is , indeed , One ;
真理とはまさに「One」(作用的一)である

注)「One」(作用的一)とは、世界を含め人間の働きは、神の働きと<一>ということ。
  実体として一つというのはおかしいですが、働きとしてなら「One」がいえる。
  ・磁力の働く磁場に置かれた釘が引きあう場合、磁力の働き と 釘の関係。
  ・風を受けて走るヨットで喩えるなら、風の働き と 走るヨットの関係。

but the only way to “unity of faith ,” is a true cultivation of the nature,
しかし「真理(信仰・宗教)の統一」の一つの方法(道)は、本性の真の教化育成(耕す)です、

and a true life in which to exercise it. 
と、それを鍛錬・修練するための真実(狂っていない)の生活である。

If this can discovered , unity of faith will exist.
もしこれが発見できたら、真理(信仰・宗教)の統一は存在(実現)するでしょう。

 

ヴォーリズ3

ヴォーリズ記念病院 五葉分館

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