身体調和の意味

以下は歯科衛生士・三木絵梨香さんの昨日のfacebook.です。

身体調和支援基礎コース in 香川 9月18日、19日
参加者 13名 。台風を心配しながらの開催でした。
帰りの飛行機が、遅れ、新幹線には乗れませんでしたが、最終の高崎線にのり、帰宅は午前2時半過ぎ。帰れて良かった!

今回、歯科関係の方々がほとんどでした。

運動機能発達と口の機能発達は、一緒に発達がみえます。からだの発達をみると、口の機能発達は触らなくてもおおよそみえます。
生後2〜3カ月〜、うつ伏せで遊ぶとき、からだの重心移動があり、口の中でも重心移動があります。前庭覚、自身の中央を脳に入力、その後も目と手、目と手と口…様々な発達の経過で口も含めたからだの感覚統合がさせていくと思います。ヒトが作られる過程、素晴らしい!
おすわりをして、バランスを崩しても倒れない、手で掴もうとするとき、視覚で認識し、瞬時にからだの筋肉関節を倒れないように準備していく、中央という前庭覚がそこにいたるまでに脳に認識されているから、そんな力を付けていく過程、発達の質を細かく見ていく時代になっていると感じています。
新生児から脳に入力しにくい状態がみられます。育てにくさとして、感じていることと思います。
ですから、新生児からの関わりが大切‼️
胎児診断も可能になってきているようですが、私の専門性で関われるのは、生まれてきてからです。

感覚統合をしていくには、まず正しく脳に、感覚を入力できるからだがないと、脳は誤学習、誤認識していくと思います。
月齢、年齢が、いっても、正しく入力できていないところまで戻り、正しく入力できるからだにしてから、もう一度そこから作り上げていくことが必要だと考えて、実践し、成果をお母さんにも感じていぢいています。誰かがしてくれるのではなく、ご両親が日常生活での身体調和体操と、マッサージ、発達支援の関わり方、遊び方を知り、実践していくことが大切‼️それをお子さんの特徴、ご両親の特徴にあわせてサポートしていく。

口腔機能の専門家、歯科関係の方々が、新生児からの口の機能が変わってきていること、そのようなお子さんのからだの状態、それがその後どんな発達をし、生活のしにくさになっていくかを知っていただきたい。
丸く抱くこと、今、だいぶ言われていますが、脱力した状態で正中位で、丸くなっていること、また、だっこで脱力して、口は閉じて、そることができるまで確認していく必要を、感じています。見せかけの丸いだだっこは、お母さんにはわかりにくいです。

うつ伏せにして、頭を緊張であげるのでなく、体幹の筋肉関節、前庭覚が発達していく、抗重力運動、見る、聴く、手を出す、舐めるなどで感覚統合がされていく様子を、楽しくみられる子育て。

口腔機能をみてくださる歯科関係の専門家が、どこでかかわっていただけるのか?人が生きていく上で口の機能は大切‼️誕生から正しく使われていく必要があると思います。
妊婦歯科健診?そこの場に助産師さんとの連携⁉️
ライセンスだけでなく、どこまでできる人、同志との連携が大切だと思います。
訪問などでは、ポジショニングの意味、しやすい体にしてからポジショニングのための知識。

今回は歯科関係の方々が、たくさん参加されてくださいましたが、保育士さん、助産師さん、看護師さん、保健師さんなどのように、すべてをすぐに使う現場があるわけではないと思います。

口とからだをつなげた考え方など、すぐに使えるものもありますが、今後の新しい分野、活動への準備として、期待しております。
だれもしていない事は楽しいですが、まずは、知識、技術を持っている他職種と繋がっていくことが大切だと実感しています。
とりあえず、まず、ご自身、御家族のためにも!

ご参加くださった方々、ありがとうございました。DSC08984

日々思うことこの記事のURL