わらび餅

最近、訪問すると、介護する人も、される人も第一声は
「暑いなー、えらいわー!」です。

食欲がなく、痩せていく方が多いので困ります。
喜ばれるのが、丸亀城の近くの屋台の<わらび餅>です。

保冷剤と、保冷バッグを持ってわらびもちを買ってお持ちします。
特に女性の患者さんは、ちょっとした盛り付けで、食欲がアップしたりしますので
見た目も大切にします。
教科書的には、認知期の刺激と言うことになりますね。

 

わらびもち2

私も患者さんと一緒に食べて、元気を出しています。

食べていると、「昔は気の皮の船の入れもんで売っとたなー
        このわらびもちは、あの味や。
        こないだスパーでこうてきたんとは別もんやなー」

こちらも「そやろ、昔のままの作り方なんやって。
     冷蔵庫に入れたらおいしくなくなるんやって・・・・・」

こんな何気ない会話も、お互いを元気にしてくれます。

 

わらびもち1

わらび餅やのおじさんはさぞかし暑いだろうと思っていたのですが、
「このかげに来てん。ええ風があって涼しいんやで。
 団扇を使うこともないで。」

丸亀城の前の公園の木陰は、気持ちがいい。
なるほどねー。

下を見れば、アスファルトじゃない・・・

便利は不便かもと思ってしまいます。

熱中症は、暑い国の人は身体が適応しているのでかかりにくいそうです。

最近日本で取りざたされる熱中症は、自然と現代文明のアンバランスでしょうかねー
人間は、難しいです。

 

暑さのせいでしょうか?
テレビのリモコンで、エアコンをつけようとした自分にがっくりしています。

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