施設で口腔ケアをしておりましたら、ダイニングのテレビ番組が目に入りました。
<情報ライブミヤネヤ>です。
新潟県三条市で、試験的に給食の牛乳を中止する事を決めたそうです。
國定勇人市長は、試験的に給食の牛乳を中止する理由について、次のように語っています。
①三条市では2008年から、完全米飯給食を開始している。
子どもの健康のためですね。
②ご飯給食に牛乳が合わないとの声が生徒や保護者からあがっている。
食文化の問題ですね。
③消費税増税が原因である。
経済的問題ですね。
費税率の引き上げを受けて、給食費を値上げするかどうか検討した結果、
牛乳を出すのをやめることで、給食費を据え置くことを決めた。
具体的には、ことし12月から来年3月までの冬の給食で、牛乳を出すのをやめるこで、 これまでどおり1日当たり、小学校が250円、中学校が300円の給食費を保つことが できるということです。
三条市の学校給食で、牛乳 がある場合とない場合のサンプルを紹介されていました。
左が、牛乳がある場合 ご飯・ほうれん草のおひたし・味噌汁・焼き魚・果物
右が、牛乳のないメニュー ご飯が ⇒ しらすとのりの振りかけご飯
ほうれん草のおひたし ⇒ ほうれん草の胡麻和え
味噌汁が ⇒ 煮干しの粉入り味噌汁
この決定に各地で賛否両論が巻き起こっていますが、私は大賛成!!
子どもが小さいころアレルギーで苦労しましたので、給食で学校を選びたい。
香川県では三木町の氷上保育園が、幕内秀夫先生の指導を受け、
牛乳なしの完全米飯給食を実施しています。<園長先生が県の指導と戦って実現>
日本の文化や歴史を尊重した、今回の三条市の例を機に、
各地で学校給食を見直して頂きたい。
4月10日のブログでも紹介しましたが、食が人間の体だけでなく、
心も育むことを忘れないでほしいですね。