リフレケアH 口腔ケアセミナーin松山(1)

H26年1月11日 えひめ共済会館で 
リフレケアH 口腔ケアセミナーin松山 が開催されました。

兵庫医科大学 口腔外科教授 岸本裕充先生が
「成果の上がる口腔ケア・オーラルマネジメント ~きれいにして保湿!~」と
題して講演されました。

私は、「口腔ケア おぼえがき」ということで
日常の口腔ケアのちょっとしたヒントをご紹介しました。

参加定員 120名のところ、150名以上の参加者で会場は溢れんばかり。
看護師さんの参加が最も多く、病院での口腔ケアに対する意識の高まりを感じました。
また、歯科衛生士、介護福祉士、ヘルパー、言語聴覚士、栄養士、歯科医師、臨床検査技師と、他職種の方が一緒に研修を受けることは、チームケアを可能にすると思います。

岸本裕充先生は、歯科衛生士はもちろん、看護師さんの間でも
オーラルマネジメントのカリスマって感じでした。
著書にサインをしてもらった看護師さん、本を抱きしめていました。

先生のお話を拝聴していて、歯科衛生士の盲点をズバッと突かれた所が面白かったですね。
私がケアしている患者さんの写真を紹介し、皆さん<歯垢>が見えますか?

「歯科衛生士は、赤染しなくても<歯垢>が目に入るんです。」と言ったところ

山室3

岸本先生曰く、「歯科衛生士は歯に付着した固まって歯垢は見えるんですが
歯ブラシで口中に散らばらした歯垢は見えず、無頓着なんです。」

残念ならが、おっしゃる通り!!

パナソニックヘルスケア社が開発した簡易口腔. 内細菌数測定装置を用いて,
口腔ケア前後の細菌数をカウントしたところ、
口腔ケア後に菌数が増加しているケースがあると言うことが紹介されました。

肺炎に着目すると、口腔ケアをしない方が良かったということも・・・・・、

ですから、口腔内に散らばった歯垢回収の重要性ををしっかり実施しましょう!!
洗口ができない患者さんに吸引幾は欠かせませんね。

また、歯垢清掃前に、歯牙に口腔ケア用ジェルを塗布し、
ジェルで歯垢を絡め取るような清掃も有効だと言うことです。
この視が、あまり意識されることはなかったと思います。<反省>

リフレケアHに配合されているヒノキチオールの実験では、カンジダ菌に対しての、
有効性が紹介されていました。

高齢者の口角炎は、カンジダである場合が多いので、
これに対して、抗生物質の軟膏を塗布してはいけないのですが
心痛む参加者さんもいたようでした。

在宅の口角炎の患者さんに、リフレケアHを塗布してみようかと思います。

DSC06051個人的には、はちみつ味より、フレッシュ味が好きですが、私の利用者さんには
はちみつ味が人気。

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