歯科衛生士会から「香川県歯と口腔の健康づくり推進条例制定」の
パンフレットが送られてきました。
それによると、香川の子どもの状況は次の通りです。
◎むし歯のない子どもの割合は、3歳児、5歳児ともに、 徐々に増加し、
改善されていますが、 どちらも全国平均より低くなっています。
◎12歳になると、一人あたりの平均虫歯の本数は1.1本で、
全国の平均1.29本より少なくなっています。
◎歯肉炎と診断された生徒の割合が15歳以上で
全国平均より高くなっています。
これを見て、まあまあ全国並みかと、思ってはいけません。
県内高校生の健康状態はよくありません。
文部科学省発表の2011年度学校保健統計調査によると
歯垢と歯肉炎について専門医の診断が必要な県内高校生の割合は
2008年から毎年増え続けており、2011年度は全国平均のほぼ2倍に上る。
虫歯の割合の65.5%は、30年前に比べ29.2㌽改善しているとはいえ、
全国平均を7.0㌽も上回っている。
また、小中学生全体のむし歯を見ると、どちらも全国平均を上回っています。
歯科衛生士は、学校歯科保健にこれまで以上に力を入れなければなりませんね。
歯科保健指導として、生活リズムや食生活指導をすることで、肥満や糖尿病も減少します。
昨年、私は母校の高校に歯科保健指導に行きました。
今後も継続していかなければならないと思います。
できれば、中学校にも行きたいものです。