丸亀市地域包括支援センターからの依頼で、
本島・広島・手島・小手島の各地区を回っています。
地区の皆さんに公民館へ来て頂き、保健師さんと私が、健康相談&健口相談を受けるのです。
昨日は公民館へ行くと、鍵がかかっている。<まいった!>
前日に連絡したのに・・・・と、保健師さん
大丈夫、そんなことは訪問にはつきもの、驚きはありません。
25年くらい前から仕事をご一緒していた保健師さんでしたから、
「ね、一軒づつ家を回って行こうよ。」と言いましたら
「そやね」話しは早い。<こういう、臨機応変な柔軟な対応が仕事を楽しくするなぁー>
公民館で行うと、一家に一人か二人しかいらしてくれませんが
お宅に訪問すると、公民館にいらしゃらない方にも会えます。
本来なら、会えなかった人こそ、会ってお話しをすることが必要な場合があります。
また、お宅の様子もよくわかるので、
口腔ケアの指導もそれぞれの方に寄り添ったものとなります。
公民館がしまっていたおかげで、いい仕事ができてよかったね。
今日出会った素敵なご夫婦のツーショット
お父さんは、91歳現役の漁師さんです。<カッコいい!!>
今朝も漁に行って、大きな鯛を釣ったそうです。
韓流スターなんかより、ずっとずっと私は惚れこんじゃいます!!
奥さんの体調がすぐれに時は、家事もこなす。
写真を撮らせてとお願いすると、奥さんは椅子を持ってきて
お父さんを引っ張って、「こっちこっち・・・結婚式みたいやな・・・」
とっても可愛らしい表情を見せてくれまいた。<シャッターチャンスはのがした>
奥さんも働きもので、畑を作り、大根の漬物、切り干しも自家製。
お二人の骨格は、立派で頑健そのもの。
奥さんが整形のお医者さんに、
「昔から、カルシウムたっぷりの海の魚を食べてきたから健康なのか」と尋ねると
「そうではない、体を使ってきたからですよ」と答えてくれたそうです。
なんと、奥さんは最近インプラントを入れたそうです。
本島の素晴らしさは、笠島地区の古い建築だけではありませんね。
人口が減って、かつての賑わいを失っても
こうして、どっこい生きている!島の皆さんにこそあるのではないかと感じます。
国民栄誉賞を受けるべき人は、気づかないところにいっぱいいらっしゃいます。
私たちは、ここから学ばずに、何から学ぶと言うのでしょうか?
自我の欲望ではなく、身体としての欲求に従って生きる。
人間が生きる、本当に生きるというすべてがここにはあります。
次に島に行くのは、1月17日(火)、1月18日(水)、1月27日(金)
2月7日(火)、2月14日(火)、2月20日(月)、2月24日(金)
3月8日(木)、3月12日(月)、3月13日(火)
時間が許す方、ご一緒にいのちの洗濯に行きませんか?
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