12月3日(土)、4日(日) NPO法人いのちの応援舎の主催で
家族でお泊り、子育て支援セミナー<ママの笑顔応援塾>が開催された。
暖かい手づくり感満載の会場は、土庄港の目の前にある旅館「旭屋」さんでした。
司会を務めているのが「旭屋」さんのご主人で、2児のパパさんです。
お子さんは、山本さんのぼっこ助産院で生まれたそうです。
セミナー開催の趣旨説明の後、香川のお母さんならだれもが知っている
NPO法人わははネット理事長 中橋恵美子さんの
講演『みんなで一緒に子育て』でした。
3人のお子さんのお母さんをしながら、平成10年,子どもとの遊びを中心にした育児サークルから,子育て支援のための情報発信を目的とした育児 サークル「わはは(輪母)net」を仲間に呼び掛け旗揚げ。翌11年に,地元に密着した育児情報収集の難しさを痛感して,子育て情報誌「おやこDEわは は」(現在年4回発行,部数は25,000部)の発行を始めたそです。平成14年にNPO法人格を取得。翌15年~16年には,地元坂出市坂出駅前元町商店街と 高松市大工町商店街の空き店舗を利用して,親子のいこいの広場「わははひろば坂出」と「わははひろば高松」を次々にオープンし,それぞれの市から広場事業 の受託を受ける。平成15年には,携帯電話を利用した子育て情報配信サービス「わははメール」事業をスタートし,翌16年には子育て当事者の目線で「※子 育て応援タクシー」を企画し,タクシー会社と協議して実施した経緯を、熱く語って下さいました。
NPO法人いのちの応援舎 理事長 山本文子さんの
講演は『輝くいのちのために』。
助産婦さんとして、いのちの誕生をお手伝いするだけでなく、中・高校生を中心にした性教育の講演をするようになった経緯や、そのことで、子どもたちが変わる様子を語って下しました。“性教育”というと、大人は“セックスの教育”だと考えがちですが、山本さんの話を聞いた中・高校生たちは“いのちの教育”なんだと受け止めてくれるそうです。
そして、講演を聴いて山本さんのところへ来てくれた人たちへの個々の相談に応じる、いわばいのちの駆け込み寺’として「いのちの応援舎」を設け。さらに、平成18年2月に、出産・子育て支援・高齢者支援の三本柱でNPO法人いのちの応援舎を開所しています。赤ちゃんの泣き声が聞こえ、子どもから大人までがともに暮らす、こころ温まる福祉施設です。
“性を大切にする”ことは“いのちを大切にする”ことになる、というメッセージを語って下さいました。
このお二人の話の間に、私が『歯育て上手は子育て上手』と題し、日頃の思いを語らせていただきました。
最後は、NPO法人 にしよど にこネット代表 原博美さんの『子育て談義』
あなたが変わる 子育てが変わる ほめて育てる効果的なしつけ方(CSP)
「NPO法人 にしよど にこネット」は、現代育児の問題と言われる「孤立・不安・競争」の子育てから「共同・安心・信頼」の子育てへの目的のもと、「グ ループ子育て」を実践しているネットワークです。現在、大阪市西淀川区で9サークル・4ひろば・3協力団体・計300組の親子が参加し、各自のサークル活 動やネットワーク活動などを通し、子育ての輪を広げているそうです。