この船に乗って、丸亀市小手島に行ってきました。絶好の船日和!
丸亀市の保健師さんに連れられての、健康相談です。
会場に着くと、出迎えてくれるのは大漁旗です。さすが魚業の島ですね。
今は、蛸、鯵が取れるそうです。
2年前にも、一度訪問して皆さんとお話ししました。
覚えているかな、お互いに・・・
そんな心配は、皆さんの顔を見たらで吹っ飛びました。
2年前の会話が、甦ってきました。
・退職後、大阪から帰ってきて、土地を一人で開墾したのでしたね・・・
・以前は、紳士服の仕立てをしていらしゃったんですよね・・・
・歯がいいのが自慢でしたよね、小さいころからお魚を食べていたから・・・
・そうそう、関東から帰って来たのでしたよね・・・
島の皆さんからも「前に来てくれたよな」「覚えとるで」と言って頂き・ホッ!
なんと、
「高松から引っ越し、田舎に住んどったよな。」
「アウトドアしよんな?」
「ログ立てたんやね」
交わした会話を覚えて下さっている方もいました。
皆さんとの絆は続いていました。本当にうれしいですね。
ですから、<健康/健口相談>はスムースでした。
普通嫌がられる、赤染も「やってみようかな」と、すぐ応じて下さいます。
入れ歯も染めると、「ほんまや、ついとるな」。
島唯一の生徒さんもやってきました。(今日は先生方の研修会で午前授業)
すると島の大人は「あやちゃん、歯が自慢なんよな。」(知っているんだ!)
あやちゃんは私に「おばさんの仕事って歯医者さん?」
「歯科衛生士よ。」
「どうやってなるん?」(思わず学校の営業活動してしまいました)
「でも、わたしハリウッドに行きたいから・・・」(いいな夢がでっかくて)
最後に来て下さったのは、105歳の男性。
私、この方の歳半分。
(学校に行くとババ―だけど、ここではまだまだギャルジャン!!)
「毎朝、しっかり水を飲みなさいよ。私はそれを実行しているから元気や」
そうだ、2年前にも言われた気がする・・・
この人のつながり<絆が>だんだん細くなり、消えそうになって来た現代です。
若くて元気な時は、その大切さがわからず、疎ましさが勝っていました。
しかし、震災・家族の老い・自分自身を振り返って・・・反省しています。
『小手島105歳万歳!』 への2件のコメント