ところで、学校には「雀の学校」タイプと「メダカの学校」タイプがあります。
「雀の学校」の先生は、鞭をふりふりチーパッパ・・・・
「メダカの学校」は、誰が生徒か先生か・・・・
今年度も、善通寺市の介護予防教室「健口教室」が始まりました。
善通寺市の「健口教室」は、「メダカの学校」のようです。
参加して下さる方は、皆さんそれぞれの人生を歩んできた人生の先輩。
また、この教室を支えてくださっているのは、多くのボランティアの皆さん。
私は歯科衛生士として、口腔ケアの話をしますが、教えられることもいっぱい。
また、なぜかこの教室は見学者がよくいらっしゃるのですが、
私は、見学にいらした方にも一緒に参加して頂いています。
みなさん自然にワイワイしゃべっている自由時間が
一番活き活きしています!!
この会話から、教室で何をやるかという提案も生まれます。
健口的で、健康的で、健幸的じゃないかと感じています。
自由な時間を多くしているのですが、それでもいいのではないかと思っています。
いえ、それでこそいいのだと思っています。
なぜなら、「健口教室」を主催しているのは「地域包括支援センター」なのですが、
そこのセンター長さんは常々「高齢者の方がいつまでも住み慣れた地域で、できる限りご自宅で暮らしていくことができることを目指している」とおっしゃっているからです。
地域で暮らすって、メダカの学校的だと私は思っています。