健康学習研修会のご案内<生活に密着した健康づくりへの挑戦>

健康学習を知ったのはいつだろう?
手元にある雑誌は1991年のものですから、なんと20年前。

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『健康学習』今も全く古びない内容です

当時、歯科衛生士として仕事をしていた私は、「医学中心」の発想で保健指導をしていました。仕事のターゲットは虫歯と歯周疾患だったのです。しかし、健康学習で、石川雄一先生に教えられたのは「生活者」の発想での健康づくりでした。
「幸せをゴールに置いた健康づくりとは、一人一人の人間を尊重し、生活者の視点で考える「健康」であると教えられました。今となっては当たり前ですが、歯科保健指導するのに、人間の「尊厳」とか「幸せ」ということは見えていませんでした。

当時の私の指導は、患者さんのマイナス探しでした。当然ですが、地域の方、患者さんは私の前から逃げたい気分になりますよね。マイナスを面を印籠のように突きつけられるわけですから。

ところが健康学習では「健康力」としての、生きがい、ふれあい、生き方、ゆとり、地域環境などに焦点を当てて、プラス探しをするのです。「幸せ」について考えつつ、日常の人間関係や生活を見つめ直していく中で、自分自身のその時の答えを見つけ出すことに寄り添うのが健康学習。それは、医療従事者自身の人生観をも揺すぶられます。私は、目から鱗的快感を味わいつつ、行政の保健師さんの勉強だなと思っていました。

実際、訪問口腔ケアにおいてはこの発想がなければ成り立たない。また歯科医院における歯科保健指導、患者さんへのカウンセリングも、同じですね。私の講演会や健口教室でも、知らず知らずのうちに、健康学習で学んだことを実践しています。考えてみれば・・・
長い前置きになりましたが、健康学習研修会のご案内<生活に密着した健康づくりへの挑戦>の、募集要項をお知らせします。

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健康学習募集要項

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健康学習 プログラム

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