ビールの缶で作る媒体・ブリッジ

私の住む町(旧・仲南町)には、歯科医院が無い。そんなこともあって時々我が家に、歯科保健の相談者がやってくる。今日は、母の友人がやってきた。母の友達だけあって、言いたい放題の元気なおばさん、と言うよりおばあさんが、歯科医院からの帰りにやってきた。

「ちょっとインプって何なぁ。今、歯医者でいろいろ言われたけど、よおわからんかったんや。」
私は、インプは印象だろうと思ったが、インプラントのことだった。歯を抜いたあと、ブリッジにするか、インプラントにするか、入れ歯にするか次までに考えて来てと言うことだったらっしい。模型を見せてもらい、絵まで書いて説明してくれたけどわからなかったという。

まず、眼鏡を忘れていたのでよく見えなかった。先生がマスクをしたまま話していたので、よく聞き取れなかった。おまけに、わからない言葉ばかりだった。

なるほど。それでは私の持っている、媒体で説明します。
まずは、ブリッジの模型から紹介します。歯茎のところは、発泡スチロールをピンクに塗っています。

ブリッジ媒体2

135mlのビールの缶と250mlのビールの缶に白のビニールテープを巻く

ブリッジ媒体1

250mlの缶を3つ並べる・右と左の缶の中には135mlの缶を入れておく

ブリッジ媒体3

真ん中の一本の歯が抜けたとします

ブリッジ媒体2

右と左の歯を支台歯として削ります

ブリッジ媒体4

250mlの缶3つをテープで止め、アルミ箔を巻きブリッジを作る

ブリッジ媒体5

ブリッジを135mlの缶の支台歯にかぶせます

この模型で説明したところ「ブリッジはそういうことな、わかったわー」と言ってくれました。
次は、インプラントと1本義歯の媒体を紹介します。

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